4泊5日琵琶湖への旅~1日目:川崎-沼津編~

ツーリング1日目レポです。フツーの旅行ですら長くても2泊3日くらいしか行ったことがないのにいきなり自転車で4泊5日のツーリングです。

プランニング編はこちら

出発当日の朝はちゃんと無事完走できるのか不安もありましたがこの先何が待っているのか、いったい自転車でどこまで行けるのか、はじめてのことだらけで昂揚感でいっぱいでした。

 

2012年4月28日朝8時、カワサキシティ出発。

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自分のBianchi Lupo(ランドナー仕様)と嫁のSpecialized Dolce Elite

 

実は1日目の道は出発の2週間前くらいに一人で御殿場ちょい手前の小山町?あたりまでロングライドで下見してどの道が危険か、どこにどんな坂があるか、頭に叩き込んであったのであとはどんなペースで走ればいいか考えるだけでした。

 

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走ってるときの後ろ姿こんな感じ。(嫁撮影)

 

ぶっちゃけ今回のツーリングで一番つらかったのが序盤の家から名古木交差点あたりまでの国道256号線です。

場所によっちゃ道狭いわトラックが走ってる真横をビュンビュン飛ばすわ・・・。ヤビツ行くときも家から自走はしたくない・・・きつすぎて坂登る体力残らないと思う・・・。

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↑このあたりの坂とか斜度5%程度ですがクロモリフレームで後ろに6kg超のバッグ2つのっけているとなかなか体力奪われます。 

出発前につらそうな坂は押して登ろうという取り決めをしていたので降りて押していきました。ただし天気はよくて景色がいい。緑が綺麗でした。

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御殿場手前の松田?あたり。とてものどかでした。

 

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 ずいぶん遠いとこまできたなぁという感じの山の中を走ります。でも坂道はゆるやかなので助かりました。

 

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静岡県入り。今まで東京都や埼玉県には自転車で何度か行ってましたがそれ以外の県ははじめてだったので無駄にテンションがあがりました。

 

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 ゴールデンウィークということもあって町のいたるところにこいのぼりが出ていました。

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けっこう山の中の裏路地を通ったりしつつ。

 

御殿場あたりの坂もつづら折りが続くわ急な斜度があるわでなかなかつらかったです。

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押して登ったりいけそうなところはがんばってペダルこいだりを繰り返して進みました。

 

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御殿場あたりの坂(標高500m以上)を登りきりそこからひたすら下ってあっという間に沼津市到着。 はじめの国道256号線+御殿場あたりの坂で1日目が一番辛いと予想していたのでなんとか乗り越えることができてホッとしました。

 

無事ホテルにチェックインした後、荷物を降ろし再び自転車にまたがり夕飯を食べに沼津港へ。

いろいろ調べてるときに見つけて一度来てみたかった”丸天”というお店に行きました。

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夕飯:ぶり照焼き定食

目の前に皿が運ばれてきた時点で「うわぁすごいボリュームだなぁ・・・」って感じになりました。(井之頭ゴ○ー顔で)

ぶりどんだけでかいんだよ、と。 さてお味はというといまだかつてこれほどうまいぶりの照焼きは食べたことがなかった・・・ものすごいうまかったです・・・走ったあとは何食べてもうまいですがほんと来てよかったってレベルのおいしさで・・・。 身にすごく脂が乗っててやわらかくて食べていてすごい幸せでした・・・。

教訓:港のそばの食堂の料理は新鮮でうまい。感動。

このお店のメニューはこれに限らずどれもこれも魚介類がでかくてたくさんおいしそうなメニューがいっぱいあったので機会があればまた行ってみたいです・・・。

 

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そのあと静まりかえった沼津港前でぱしゃぱしゃ写真を撮り1日目が終わりました。

 

 

走行距離:111.6km

最大標高差:508m

 

おまけ

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 日焼け止めを塗り忘れるとこうなります。(※グローブ焼け)

 

~2日目に続く

4泊5日琵琶湖への旅~プランニング編~

今回からまったりと今年のゴールデンウィークに行ってきたカワサキ~琵琶湖ツーリングについて書いていこうと思います。

もう何年も昔のことのように思えますがまだ2か月ちょっとしか経ってなくて驚きです。

まずはじめにプランニング編。出発前の準備的なおはなしです。

 

GWにまとまった連休が取れそうだったのでツーリングに行こうと思い立ち、まず「独りで大阪まで行ってみよう!!」といろいろ準備をはじめました。

(なぜ大阪だったのかは今思い返しても不明です。)

 

以前書いたルポをツーリング仕様のランドナーへ改造するために必要なパーツやバッグなどどれがいいのか調べまくり実店舗に赴いて見て探したり、なかったらネットで注文したりして機材の準備をしていきました。

 

並行して近所の本屋でツーリングマップルの関東版、関西版を購入し、どのようなルートで行けばいいか調べました。

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この地図帳はもともとバイクでツーリングする人のための地図帳ですが「この道は走りやすい」とか「ここのお店の何がおいしい」とか「このあたりはあぶない」とかそういった目線でいろいろ書き込まれてるものだったので自転車ツーリングにも向いていると思い購入しました。

 

「自転車で、まだ行ったことのない、いろんな場所を見てくる」という方針で、どこで何を見たいか、何を食べたいか、その土地にはどんな観光地があるのか、何日間あれば足りるか、一日何キロ走るのか、どこに宿泊するのか、コンビニや休息地点はあるか、坂道は大丈夫か、道は広いか、自転車で通れない道はないか、などなど1つ1つとことん調べるところからスタートでした。

 

そしてうちの嫁に「ちょっと一人でチャリで大阪行ってくるからゴールデンウィーク会えなくなるよー」と伝え、なんだかんだあって連れて一緒に行くことになりました(超展開)

 

正直何かあったときのことを考えると一人より二人のほうが断然心強い。ついてきてもらえてありがたかったです。

 

さらに

嫁「なんで大阪なの?」

俺「いやなんとなく・・・」

嫁「別に大阪じゃなくてもよくない?」

俺「じゃあ京都にしよう」

 

という流れで一旦京都に行くことになり、

「でもゴールデンウィークの京都なんてどこ行ったって人多すぎで自転車じゃ厳しいんじゃなかろうか」「去年も京都旅行行ったし・・・」という経緯のもと

「どうせならその手前の琵琶湖まで行って一周してこよう。目指せビワイチ!!」という結論に達しました。

 

どんどん目的地が東にずれていってますが琵琶湖一周する分大阪いくのと距離はたいして変わってません。

はい、そんな感じでルートを計算。 ひとまず最終目的地を決め、総合計距離を割り出し、一日何キロ走れば何日で到着するかを計算します。

1日で走行できる距離の具合をだいたい100kmちょっととしてどの辺に宿をとればちょうどいいかもこの辺で決めておきます。

 

だいたい琵琶湖(長浜)までおよそ450kmほどだったので4日間毎日100kmちょっとずつ走り最終日にビワイチやって帰ってこようという感じに。(ただし琵琶湖一周150km)

 

ツーリングマップルを見ただけではある地点からある地点までの直線を引いた距離はわかりますが 道筋通りに走って何kmあるのかわからなかったため自転車NAVITIMEのルート検索にお世話になります。

なるべく大通り優先で。重い荷物を積んで走るのでやばそうな坂があったら出来るだけ平坦ルートを迂回する(たとえば1日目の箱根峠を迂回して御殿場方面から静岡へ入るなど)、そんな感じです。

しかしこのルート検索でも細かいところまでは自由にルート設定できなかったため、そういう箇所は別ウィンドウでルートラボを開き距離や坂道の勾配や標高など計算していきました。

そしてツーリングマップルにどこを走るかぺたぺた付箋を貼っていき必要なページだけコピー。

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コピーした紙に蛍光マーカーでルートを書き込んでいきます。

マップルはまたどっか行くときに使いたかったので直接書き込むのはやめておきました。

 

最終的にルートラボからKMLファイル形式で地図をiPhoneに出力しナビを見ながら進みましたが電力で動いているものは故障したりバッテリーが切れたりなどさまざまな理由で使用できなくなってしまう可能性も考えられたので紙媒体でルートを確認できるものがあるとたとえ使わなくても持ってるだけで安心です。

 

かくして出発前の走行予定ルートは決まりました。

  • 1日目 家~静岡県沼津(111.5km)
  • 2日目 沼津~御前崎(121.8km)
  • 3日目 御前崎~愛知県東岡崎(107.5km)
  • 4日目 東岡崎~滋賀県長浜(112.6km)
  • 5日目 ビワイチ(149.1km)

そして帰りは米原から新幹線で輪行で新横浜まで直帰コースです。

 

作成したルートをKMLファイルに出力し、嫁と共有のDropboxに入れ、さらにお互いのiPhoneにGPS-Trkアプリ(後日機会があったら紹介します)を入れ、どっちのiPhoneからでも同じルートをGPSで辿れるように準備しました。

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こんな感じでiPhoneに表示して(実際はもっと拡大して)ルートに沿って走るだけ

 

並行してSaiを使って旅のしおり(宿泊場所やどこで何を食べたいかや持ち物やビワイチチェックポイントを記載した手書き資料)を作成しPDFファイルに出力しそれもDropboxで共有しておきます。

省けるところはとことんクラウド化とペーパーレス化を徹底です。

 

出発前日にはパニアバッグに荷物を詰めました。

バッグが2つあったので「旅の道中もしかしたら開けるかもしれないバッグ(鍵とかレインポンチョとか補給食とか)」と「 ホテル着くまで絶対開けないバッグ(主に着替えとか最終日にしか使わない輪行袋とか)」に分けました。

見分けがつかなかったので片方にキーホルダーを途中で付けときました。

 

ひとまずここで準備は完了です。

次は1日目から記憶を頼りにレポートを書いていきますが5日分あるのでまったり更新していこうと思います。

TOKYOヒルクライムOKUTAMAステージ(の観戦)に行ってきました

7月7日、タカジさんが東京ヒルクライムOKUTAMAステージに出場なさるとのことでそのサポートとして奥多摩へ行ってまいりました。

本当は自分もレースに出たかったのですが声をかけてもらったときにはすでに受付締め切られてしまっていて泣く泣く応援に馳せ参じただけに至りますオヨヨ・・・。

(でも8月のNARIKIステージと9月のHINOHARAステージは申し込んだよ!今からヒルクラ練習しとかねば!)

 

そんなこんなで土曜朝10時半頃タカジさんが車で迎えにきてくれたのでさっそく車の後ろにうちのアテナちゃんを積み込み奥多摩のレースの前日受付が行われている場所へ。

途中高速道路で運転をかわり3年・・・いや、大学時代以来だから4年ぶりかなー・・・車を運転しましたが意外と体がいろいろ覚えているもので普通になんとかなりました。高速降りてからもけっこう峠のような道を走り受付会場につき、その後さらに車で移動し実際のコースを走りに行きました。

 

予報では午後から雨と言われていたのですが2時過ぎ頃に着いてもすごい晴れていてとてもラッキーでした。

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スタート地点の駐車場

 

普通に上下気合入れたジャージ(家から着てきた)でアテナちゃんに乗ってヒルクライム開始。来年は出場したいと思っているので実際のコースがどないなもんかと身を以て思い知っておきたかったっていうのが大きい。

 

ヤビツよりも標高差少ないし距離もヤビツ程度だしまぁ余裕だろうと思っていましたが甘かった・・・。 最初の方は緩やか目でそんなでもなかったのですが途中2km走ったあたりから10km地点くらいまで全く足を休めることができない坂が続いていて・・・正直なとこヤビツよりきつかったです・・・。 あと途中から小雨が降ってきてさらに標高があがっていくにつれて霧が発生し視界がかなりやばい状態に・・・。

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もうね、5m先霧で見えないしアイウェアは雨の水滴でびっしょりで視界最悪だし後ろから車来てるとほんと怖いし(一応テールライトつけてましたが)あんなに晴れてたのに山の天気やばい。

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一応ゴール地点

 

そこから山を下り(路面濡れてるし視界やばいしで超怖かった)、車に自転車を積み込み、タカジさんのお友達の方のところまで行き(車で2時間)、ひとまずそこで一泊(といっても数時間の仮眠だけ)。

 

朝1時半起床し(朝とは何か)、車を運転して小菅村(山梨県)の指定された駐車場へ向かいました。

その途中の道が峠で真っ暗で霧が出てて車のライトをハイビームにしても視界悪いわカーブの先がどうなってるのか見えないわ道が狭いわでなかなか大変でございました・・・!(まぁ帰りも同じ道走って帰ったんですが・・・)

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駐車場こんな感じ。超山奥。

 

レースの集合時間が5時半なので間に合うように自転車を組みあげて出発。駐車場からスタート地点まで9kmも離れているのはいかがなものかと!徒歩じゃ辿りつけませんな・・・。

 

スタート地点に着いてスタッフの方にコースの途中で観戦したいんですが・・・と尋ねたところなんと優しいことに主催っぽい方の車の後ろに自分のロードごと乗っけてもらいコースの途中まで運んでもらえました。本当助かりました。

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こんな感じなところでレースはじまるまで待機

 

そして試合開始時間。はじめにスタートした人たちがすんごい速さで登ってきてうおーーーすげーーーってなってました。特に1位と2位のデッドヒートっぷりがすごくてほんとにここ坂道なの!?ってくらいのスピードでかけあがってました・・・きっと最後のほうまであんな速度であがっていくんだろうなぁー・・・クライマーすごい・・・!

自分の近くにカメラ構えてる方が他に3人くらいおったのですが一緒になってiPhone構えてぱしゃぱしゃ撮ってきたのでいくつか載せておきますかね・・・。

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タカジさん来たときは声かけるのと写真撮るのであわわわってなってうまく撮れず非常に申し訳ない。ほんと目の前通り過ぎるの一瞬だからね・・・。

 

その後は振舞われた朝ごはんを何食わぬ顔でがっつき表彰式を見て帰路へ。

二日間なかなかおもしろい体験が出来ました。しばらくしてなかった車の運転もまた出来るようになったので行動範囲が広がった気がします。あと自転車をどう車に積めばいいかとか、ね。得るものは大きかった。

 

ただ朝6時レーススタートは早すぎっショォ・・・!

ヤビツ峠、2度目のクライム!!

6月30日、再びヤビツ峠へ登ってきました。

今度東京ヒルクライムの成木ステージ(8月)と檜原ステージ(9月)に出場する予定なのでそれまでに坂を登れる体を作っておかなければならないので練習です。

(惜しくも7月の奥多摩ステージ申し込もうとしたら受付締め切られてて泣きました。ら、来年こそは3ステージ出るぞ・・・!)

 

今日はあんまり写真撮ってないから文字多めで書きます。

 

今日も朝は小杉まで走りそこから輪行で・・・と、いきなりのアクシデント発生!!

駅に行く途中サイコンを眺めてみると全部数字が0に・・・。まさかの計測器全部そろって仲良く電池切れ・・・F○CK!!

あーどうしようどうしようと思っていた矢先一緒に行く予定だったタカジさんから遅れるとの連絡が入りじゃあ自分も一旦帰って電池交換してきますと伝え一時帰宅。

あってよかった予備電池。緊急メンテ決行。とりあえず前の速度計測するところと心拍計の電池を交換します。ケイデンスのやつは今度で!(まぁなくても困らないし)

 

再び駅に向かい輪行袋につめて電車へ乗り込みました。最近Carrymeばっかり連れまわしていたのでロードの輪行準備時間を甘くみすぎていてけっこう時間ぎりぎりだったのは内緒です・・・。

 

改めて平塚あたりで合流しヤビツへ。

しかし朝にパンしか食べてなかったせいで電車に揺られてたあたりからすでに体に力が入らないハンガーノック状態。お腹すいてすいてしょうがなかった・・・。やっぱ走る日は米食わないとだめだね・・・。

タカジさんにお願いして途中のなか卯に寄ってもらい牛丼大盛りをドカ食いしさらにコンビニに寄りburnをキめボトルに飲み物を補充し準備万端。しかし消化されてエネルギーになるにははやくても30分くらいはかかるので体に力が入らない状態でヒルクライムスタートとなりました。

 

振り返ってみると一番つらかったのがヤビツはじめの激坂までのどうということはないアップダウンの坂。全然体に力が入らなくてそこで何度足ついてDNFって帰ろうか心をよぎったことか・・・駅から名古木交差点までの15kmほどの道ですでになぜか背中も痛いし・・・ヒルクライムで一番大事なことってやっぱり体調だと思います。いかに万全な状態で登れるかどうか。

 

そんなフラフラな状態で最後の力を振り絞るかのように激坂を登っていきます。

するとそのあたりでようやく効いてきたんですよ・・・

あの牛丼が!!\ドンッ/ burnも!!\バンッ/

 

まるで雲が晴れて月が見えてマイクロウェーブを受信したガ○ダンムダブルエックスの如く体にエネルギーが漲ってきました。

「ありがとうティファ・・・俺やってみるよ!!」そんな感じでギアをあげいつものパンターニダンシングとフラットバーでのシッティングを交互に織り交ぜてのクライムをキメていきました。

なぜかあんなに痛かった背筋の痛みもこのときにはすっかり治まっていました。たぶんアドレナリンのせいかな・・・。

 

前回登ったときはコースを全くわかっていなかったためペース配分がわからなかったのですが今回は一度走っているのでどこで足を休めてどこでアタックしてちゃんと考えて登ることができました。

 

そしてなんといっても心拍計のありがたみがでかい。電池交換してきて本当によかった。

自分はいつも登っているとき175bpm~195bpmの間くらいで登っているのですが自分ルールがあって

  • ダンシングをキメていいのは心拍が180bpm前後
  • 190bpmを超えたら180台になるまでクールダウン

という二つを守って登っています。

例えるならアー○ードコアの使いすぎるとオーバーヒートして使えなくなるブーストゲージみたいなもんでしょうか、オーバーさせないでちょっとずつちょっとずつ使うと回復は早いアレです(わかりづらい)

 

しかしゴールの看板前はもうサイコンとか見ないで限界ギリギリまでダンシングでこぎまくりました。全力のスプリントクライムでゴールまで一気に。

 

そして結果は・・・

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49分50秒!!

 

2回目にして50分切れたどーーーー!!

 

登ったあとに飲むコーラがうまいことうまいこと・・・自分ビール飲めないから労働後の一杯とかよくわからないんですがたぶんヤビツ登ったあとのコーラがそれに一番近いんじゃないかなーーーって感じました。

 

「かーーっ!体調が万全ではじめのハンガーノック状態がなければあと1分は縮められるなーーかーーーっ!」って感じですが今更言ってもしょうがないしたぶんあんまり変わらないんじゃないかなって気もしますね。

ともかく次の目標は「ヤビツで45分切る!」でがんばります。

 

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今回の登頂記念の1枚。ウェアは航先生監修の弱虫ペダル総北高校スプリンターデザインのジャージです。

 

というか今改めて自分の写真見ると脚の筋肉がすごいことになってるのな・・・!

(@各位 股間のもっこり部分はあまり見ないように)

あの夏で待ってる聖地巡礼ポタリング-後編-

前編からの続きです。

今回はあの夏聖地巡礼ポタリングの軽井沢方面の記事を書いていきます。

普通に観光してきたのでそこまであの夏関係ないかもしれません。

 

前も貼りましたがまた地図貼っておきます。今回は右半分あたりの話です。

(地図が見えてる人は再生ボタン押してみると楽しい気分になれます)

 

まず乙女湖を出発し中軽井沢を目指します。

出発前の調査では緩やかな坂みたいだしたいしたことないだろうと思っていたのですが乗ってるものが極小径車だったためイージーモードが一気にベリーハードモードになっています。

すんごい小さいタイヤの自転車で坂道をひぃひぃ登っている光景は車を運転して通り過ぎていく人たちの目にはさぞ奇怪に映ったことでしょう・・・。

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浅間山が見えました。早乙女研究所は見えません。

 

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軽井沢町に入り、

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標高1000m超えたよ・・・この自転車でな・・・。(この日は最大標高1028mまで登りました)

 

まず軽井沢の手前の中軽井沢を観光していく感じに。

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写真は石の教会内村鑑三記念堂

もう完全に聖地巡礼じゃないですね。

教会の中までは写真撮れなかったのですがここは本当に日本かと疑うくらいかなり神秘的な光景でした。

 

続いて小腹が空いたので銀亭というパン屋さんへ。

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牛乳と一緒にお店の前のテラスでいただきました。すごいおいしかった。お土産のパンも買い込みました。

 

お腹も膨れたところで本日最後の目的地軽井沢へと自転車を走らせます。

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まさに軽井沢という感じの一枚。

汗だくの体にひんやりとした風がすずしくて気持ちよかったです。

 

緑の中を走っていくと急に開けてチャーチストリートのあたりに出ました。

 

 

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檸檬が高そうな紅茶飲んでた喫茶店を発見伝。高そうなので入らず眺めるだけ。

 

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柑菜ちゃんがソフトクリーム買ってたお店。すでに閉店しており買えず。無念。

 

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哲朗が飲み物買ってたミカドコーヒー。すでに閉店しており(ry

 

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檸檬と海人くんが語らってた階段

 

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チャーチストリート2階部分

 

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聖パウロカトリック教会

とまぁチャーチストリートあたりをぐるっとまわり再びペダルをまわして駅の反対側へ。

辿り着いた場所はプリンスショッピングプラザ。

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超広い。ここは朝から買い物目的で訪れたいです・・・。(訪れた時点ですでに閉店まで1時間切ってた)

 

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作中の光景そのまんま

 

そしてせっかくきたのだからと帰る前にミカドコーヒーに寄りました。

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モカソフトとブレンドコーヒー。ソフトクリームはふわっとしてるのにけっこう凝縮されててボリュームがありコーヒーの味ですごいおいしかった。コーヒーも飲みやすかったです。

 

そしてお店を出るころにはあたりも真っ暗になっており、軽井沢駅から新幹線で帰りました。

日帰りでしたが1日でなかなかいろーーんなところが見れてよかったです。疲れたけど楽しかった。

 

以上、あの夏聖地巡礼ポタリング日記でした。

あの夏で待ってる聖地巡礼ポタリング-前編-

Carrymeで観光地を巡ろうシリーズ第二弾!(今考えたシリーズ)

6月23日、アニメ「あの夏で待ってる」の聖地こと小諸~乙女~軽井沢を自転車で回ってきました。徒歩だとそもそも現地での移動がめんどくて行く気にすらならないのですが折りたたみの愛車があるだけで俄然と観光したくなってきますね。レンタサイクルだと返しに行かないといけないので今回のような広範囲にわたるのは無理かと・・・。

 

写真が多く、かなり長い記事になりそうなので前後編に分けます。

 

ルートは上のような感じ。(携帯やスマホからだと見れないかも)

距離はおよそ37kmほど走りました。

今回は地図左のほうの小諸・乙女を中心に書いていきます。後編は軽井沢方面。

今更ながら巡る順序を逆にしておけばよかったなーと少し後悔。軽井沢のあたりはお店が閉まるのが早い&標高が高いので小諸から自転車を走らせるとかなりのヒルクライムになります。極小径車でまさか400m近く登る羽目になるとはちょっと調査不足でした・・・。着いたころには大体お店閉まってたよ・・・。

 

とりあえず順を追って。

Carryme持って輪行で東京駅から新幹線で佐久平へ、そこから小海線に乗って小諸まで。

 佐久平の駅も作中で使われていたので写真撮りたかったのですが小海線がかなりのローカル線で一本逃がすと次が1時間後とかだったので時間が取れず・・・。

 

小諸駅を降りるとすでに駅の通路の広告に紛れてあの夏のポスターが・・・!

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すごいな小諸・・・うちの地元(鷲宮町)のほうがもっとすごいが。

 

まずはじめに物語のはじまりの地、海人くんがカメラまわしてたらなんか落ちてきてそのままドボンしたダムに行ってみることに。

 

途中のくだり坂がかなり多くて勾配も急なところもあり戻ってくるときのことを考えるとげんなりしたがそんなことは脳の奥深くに押し込み下っていきます。

するとちょうど上に貼ったポスターの後ろのほうに見えているダムが見えてきました。

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 なんと特に立ち入り禁止というわけではなく誰でも上に昇っていい感じだったので昇ってみました。(さすがに計器類のところは入れない)

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まさにその場所です。

 

そして次の地、懐古園へ向かうことに。

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途中どっかの裏道通ったらめっちゃヤギがこっち見てました。落ちないよう気をつけてね。

 

そんなこんなで下ってきた坂を登りきり懐古園に到着。訪れている方々もおじちゃんおばちゃんか、外人さんか、あの夏聖地巡礼者かの3通りで分けられるので同業者がいるとすぐわかります。

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懐古園三の門

 

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入り口付近にあったなつまちノート

 

懐古園の中は車両乗り入れ禁止なのですが折りたたんだ状態にすれば持って入っていいよと許可をいただいたのでさっそくケリィを折りたたんで連れて中を散策します。

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看板もそのまんま

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哲朗と海人くんが撮影準備してたとこ

 

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 弓道場でおじさんが弓引いてました。それを珍しそうに眺める異国の方。日本にいてもこんな光景滅多に見かけないからね・・・!

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イチカさんが着替えてたあずまや。丸見えやぞ。

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水の手展望台からの景色。今回の記事で一番はじめに貼ってある駅で見つけたポスターの背景はここから撮った景色ですね。

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イチカさんのいた場所でふんぞり返ってみる

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噂の(?)ベンチと蕎麦屋さん。せっかくなのでここのお店でお昼をたべる。

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ざるそばおいしかったです

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懐古神社

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聖地の神社といったら痛絵馬ですなー

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撮影現場

 

だいたいそんな感じで懐古園散策を終了。折りたたみ自転車持っての移動はそこはかとなくしんどかったです・・・。

 

続いて小諸町内を散策してそのまま自転車こいで二駅隣の乙女まで行きました。

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OPで柑菜ちゃんが海人くんのボタンしめてたとこ

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OPの寺

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OPで檸檬が振り返ってた交差点は工事中で見るも無残・・・

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OPで美桜が立ってた乙女湖の橋

 

若干スタンプラリーに近い気分で写真撮りまくりました。

聖地もすごいですがアニメの再現度もなかなかすごいですね。

そんなわけで以上、小諸~乙女編でした。後編につづきます。 

フルクラムホイールラチェット音静穏化のためのグリスアップのおはなし

ずいぶん書くと言ってから間が空いてしまいましたがいろいろひと段落したので書いていきます。

実はInfinitoを買ったときから一つだけ悩みがありました。それは「ホイールから聞こえるラチェット音が最高にやかましい!!」ということです。
 
はじめからついてたホイールはフルクラムのレーシング7。巷では爆音ラチェットとか呼ばれているやつです。
「この音がいいんだよねぇ」とうるさいラチェット音を好む人にはいいかもしれませんが部屋でローラー台乗ったりするとき集合住宅なもんでなんとかして静音化したいと考えておりました。
 
 
そもそもラチェット音とはなんぞやと思う方もいるかと思いますが後輪が空転したときカララララララララララララみたいな感じになる音です。前輪にはラチェットはないのでこの音はしません。
 
そしてさらにつっこんだ話をするとこのラチェットというのはわずか5mmくらいの幅の小さな小さな爪です。
このラチェットはフリーについており、ホイール側の歯車状になっている部分とがっちり噛み合うことでホイールに力を伝え回転させ、この回転で自転車が前に進みます。
すごい大事なパーツです。まさに縁の下の力持ち。
 
坂道を下っているときに軽いギアで漕ごうとしても全然力が伝わらないのは[ホイールの回転>スプロケットの回転]となっているためラチェットがホイールに噛み合わず空転しているために起こる現象です。
 
要するに、「ホイールに力が伝わっていない、だがホイールは回転している」という状況で鳴り響く音がラチェット音の正体なのです!!(ザッパーーーン)
※普通のホイールはたぶん鳴り響きません。ちなみに上で言ってる話はすべてフルクラムレーシング7の話なので他のメーカーのはどうなってるのか知りません。
 
 
つっこんだ話が長くなりました・・・。
 
Infinito買ったのは去年の12月ですがそもそもモデルは2010年モデル、2年前のものなので内部グリスもそれなりに劣化してるのではと考え「静音化も兼ねてここはひとつフリーボディ分解してグリスアップすっか!」と思い至りました。
 
■必要なもの
  • ロックリング回し(スプロケットリムーバーとも)
  • スプロケ固定器具
  • グリス(うちのはデュラエースのやつ)
 
さっそく後輪を外してカンパ用のロックリング回し(シマノ用に買ってあったやつが当然の如く使えなかったので新しく買った)とスプロケット固定機具を使いスプロケをフリーボディから外していきます。
 

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ロックリング(スプロケットを固定しておくためのリング)をまわす方向はスプロケットがまわってしまう方向です。そこでまわらないようにするために固定器具が必要になってきます。(逆にロックリングを締めるときはスプロケットはまわらない方向にまわすため固定器具は不要です) 自分はいつもチュー○ットをへし折るような感覚で外してます。 

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外れました。

 さらにスプロケットも取り外ます。(取り外す機会はそうそうないと思うので手間じゃなければこのタイミングで一枚一枚掃除してもいいかもしれません。自分はしました。)

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めちゃめちゃ手が汚れるので軍手必須。 
 
そして反対側のボルトをスパナで緩めフリーボディをホイールから外します。
ちなみにこの時点でラチェット部が露出します。
触った感じべたべたしてましたが足りてない感ありました。
ラチェットを止めている針金っぽいものをはずしさらにばらしすべて古いグリスをウェスで拭き取ります。
 
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完全にばらばらにしたところ。写真ぶれまくってますが散らばってる小さい爪みたいなのがラチェット。ほんとに針金だけで固定されててびっくり。
 
グリスを綺麗に拭き取れたら次にラチェットを元の場所に戻しつつそこにデュラエースグリスをこれでもかと塗りたくります。
そしてあとは分解してきたものを元に戻すだけ。
 
 
グリスアップ前に比べ室内でローラー台に乗っても鳴り響かない程度には静かになりました。
(今調べたら500kmくらい走るとまた聞こえてくるようになるらしいとのこと・・・まぁこまめにメンテしよう・・・)
 
そして今こういう音に関する話題だとブログじゃ何も伝わらないということに気付きました・・・。