4泊5日琵琶湖への旅~プランニング編~
今回からまったりと今年のゴールデンウィークに行ってきたカワサキ~琵琶湖ツーリングについて書いていこうと思います。
もう何年も昔のことのように思えますがまだ2か月ちょっとしか経ってなくて驚きです。
まずはじめにプランニング編。出発前の準備的なおはなしです。
GWにまとまった連休が取れそうだったのでツーリングに行こうと思い立ち、まず「独りで大阪まで行ってみよう!!」といろいろ準備をはじめました。
(なぜ大阪だったのかは今思い返しても不明です。)
以前書いたルポをツーリング仕様のランドナーへ改造するために必要なパーツやバッグなどどれがいいのか調べまくり実店舗に赴いて見て探したり、なかったらネットで注文したりして機材の準備をしていきました。
並行して近所の本屋でツーリングマップルの関東版、関西版を購入し、どのようなルートで行けばいいか調べました。
この地図帳はもともとバイクでツーリングする人のための地図帳ですが「この道は走りやすい」とか「ここのお店の何がおいしい」とか「このあたりはあぶない」とかそういった目線でいろいろ書き込まれてるものだったので自転車ツーリングにも向いていると思い購入しました。
「自転車で、まだ行ったことのない、いろんな場所を見てくる」という方針で、どこで何を見たいか、何を食べたいか、その土地にはどんな観光地があるのか、何日間あれば足りるか、一日何キロ走るのか、どこに宿泊するのか、コンビニや休息地点はあるか、坂道は大丈夫か、道は広いか、自転車で通れない道はないか、などなど1つ1つとことん調べるところからスタートでした。
そしてうちの嫁に「ちょっと一人でチャリで大阪行ってくるからゴールデンウィーク会えなくなるよー」と伝え、なんだかんだあって連れて一緒に行くことになりました(超展開)
正直何かあったときのことを考えると一人より二人のほうが断然心強い。ついてきてもらえてありがたかったです。
さらに
嫁「なんで大阪なの?」
俺「いやなんとなく・・・」
嫁「別に大阪じゃなくてもよくない?」
俺「じゃあ京都にしよう」
という流れで一旦京都に行くことになり、
「でもゴールデンウィークの京都なんてどこ行ったって人多すぎで自転車じゃ厳しいんじゃなかろうか」「去年も京都旅行行ったし・・・」という経緯のもと
「どうせならその手前の琵琶湖まで行って一周してこよう。目指せビワイチ!!」という結論に達しました。
どんどん目的地が東にずれていってますが琵琶湖一周する分大阪いくのと距離はたいして変わってません。
はい、そんな感じでルートを計算。 ひとまず最終目的地を決め、総合計距離を割り出し、一日何キロ走れば何日で到着するかを計算します。
1日で走行できる距離の具合をだいたい100kmちょっととしてどの辺に宿をとればちょうどいいかもこの辺で決めておきます。
だいたい琵琶湖(長浜)までおよそ450kmほどだったので4日間毎日100kmちょっとずつ走り最終日にビワイチやって帰ってこようという感じに。(ただし琵琶湖一周150km)
ツーリングマップルを見ただけではある地点からある地点までの直線を引いた距離はわかりますが 道筋通りに走って何kmあるのかわからなかったため自転車NAVITIMEのルート検索にお世話になります。
なるべく大通り優先で。重い荷物を積んで走るのでやばそうな坂があったら出来るだけ平坦ルートを迂回する(たとえば1日目の箱根峠を迂回して御殿場方面から静岡へ入るなど)、そんな感じです。
しかしこのルート検索でも細かいところまでは自由にルート設定できなかったため、そういう箇所は別ウィンドウでルートラボを開き距離や坂道の勾配や標高など計算していきました。
そしてツーリングマップルにどこを走るかぺたぺた付箋を貼っていき必要なページだけコピー。
コピーした紙に蛍光マーカーでルートを書き込んでいきます。
マップルはまたどっか行くときに使いたかったので直接書き込むのはやめておきました。
最終的にルートラボからKMLファイル形式で地図をiPhoneに出力しナビを見ながら進みましたが電力で動いているものは故障したりバッテリーが切れたりなどさまざまな理由で使用できなくなってしまう可能性も考えられたので紙媒体でルートを確認できるものがあるとたとえ使わなくても持ってるだけで安心です。
かくして出発前の走行予定ルートは決まりました。
- 1日目 家~静岡県沼津(111.5km)
- 2日目 沼津~御前崎(121.8km)
- 3日目 御前崎~愛知県東岡崎(107.5km)
- 4日目 東岡崎~滋賀県長浜(112.6km)
- 5日目 ビワイチ(149.1km)
そして帰りは米原から新幹線で輪行で新横浜まで直帰コースです。
作成したルートをKMLファイルに出力し、嫁と共有のDropboxに入れ、さらにお互いのiPhoneにGPS-Trkアプリ(後日機会があったら紹介します)を入れ、どっちのiPhoneからでも同じルートをGPSで辿れるように準備しました。
こんな感じでiPhoneに表示して(実際はもっと拡大して)ルートに沿って走るだけ
並行してSaiを使って旅のしおり(宿泊場所やどこで何を食べたいかや持ち物やビワイチチェックポイントを記載した手書き資料)を作成しPDFファイルに出力しそれもDropboxで共有しておきます。
省けるところはとことんクラウド化とペーパーレス化を徹底です。
出発前日にはパニアバッグに荷物を詰めました。
バッグが2つあったので「旅の道中もしかしたら開けるかもしれないバッグ(鍵とかレインポンチョとか補給食とか)」と「 ホテル着くまで絶対開けないバッグ(主に着替えとか最終日にしか使わない輪行袋とか)」に分けました。
見分けがつかなかったので片方にキーホルダーを途中で付けときました。
ひとまずここで準備は完了です。
次は1日目から記憶を頼りにレポートを書いていきますが5日分あるのでまったり更新していこうと思います。