東京ヒルクライムHINOHARAステージに出場してきました!
もう先週の話になりますが9月9日、ついに第2回東京ヒルクライムレースHINOHARAステージが開催されました。
なんとかギリギリで仕事の休みをもぎとり無事参戦しましたが聞くも涙語るも涙のレースレポがこちらになります。
いつものように前日から移動開始。
そしてこれまたいつものように道中タカジさんと合流しこの日は武蔵五日市駅まで電車に揺られそこからロードにまたがり受付のある役場まで10km程走り受付を済ませました。
途中にあったコンビニ。薪が売ってるセブンはじめてみた・・・。
こちら受付の役場。まわり山しかない。
参加賞としてTシャツとじゃがいもとコースターをもらったんですがなによりじゃがいもが重い・・・これからスタート地点まで行って試走しようというのに重い・・・何よりよかれと思ってたくさん詰めてくれてるその優しさが重い・・・!
(ちなみにはかったら760gありました。日曜の夕飯にジャーマンポテトやジャガバタにして食べたらえらいうまかったですごちそうさまです)
パンパンになったリュックを背負いいざスタート地点まで走りました。
だいたい武蔵五日市駅から17kmちょい。だけど道がけっこう坂になってて荷物背負ってると地味にきつい。
スタート地点。交差点ど真ん中。遠くにタカジさんがおりますね。
さて明日どっからここまで来ようかーなどと相談しつつとりあえずコースを走りに。
リュック背負ってるので登りがきつい。ただはじめのほういくらか下り坂があるのがせめてもの救い。
ひとまず 5kmほど様子見で走り今日はこの辺にして明日に備えようという感じでまた20km以上来た道を駅まで戻り輪行で八王子まで行きその夜はビジネスホテルに一泊。
~そしてレース当日~
話し合いの末、 武蔵五日市まで輪行で行くと始発が遅いためかなりスタート時間ぎりぎりになるので結局ホテルからスタート地点まで自走することになりました。
およそ30km弱、アップダウン満載です。
レース直前のスタート地点の様子。ぶっちゃけ1時間もはやく到着してしまい暇を持て余す。
この日は同日開催でプレ国体のロードレースもあり大規模な交通規制やら自衛隊による回収車や救助車両やらもういろいろすごかった・・・。
しばらくうとうとしていたらあっという間にレース開始。
第1ウェーブのスタートから8分後。ようやく自分のスタートする最終ウェーブのスタート時間になりました。
スタート地点からいきなり斜度10%くらいの激坂なのでダンシングで一気に登ります。 しかしそこで悲劇は起きました。
なんと足にまったく力が入らない!!!
※心象風景
どうも朝から30km以上アップダウンの多い道を飛ばしてきてそのあとレース開始まで1時間休憩をとったのが原因で足に乳酸が溜まりまくっていました。体が・・・なまりすぎていたんだ・・・!!
本来ヒルクライムはちょうどゴールで足の疲労がMAXになるようにうまく調整しながら走るのが基本なのですがこの日はスタートして1kmも走らないうちに疲労がMAXといった状態になっていました。
「こ、これはやばい・・・完走無理過ぎる・・・」
絶え間なく続く坂に心は既に折れまくっていました。ぶっちゃけヤビツ行ったところで絶対完走できないようなコンディションだなってのが頭ではなく心で理解できました。
ただコースとしてのロケーションはもう最高で、
晴天の中、汗をだらだらかきながら力の入らない足を必死にまわして登りました。
「普段の自分ならこんな緩やかな坂なんともないのになーーー!!」と心の中で歯噛みしつつ鈍亀ペースで登って行きました。
しかしそんな無茶も長くは続かずスタートしてから10kmほどの地点で足をつき、一度ついてしまったらあとはもうぐだぐだのありさま・・・。
気がついたら12km地点関門の制限時間を2分ほどオーバーして閉められDNFと相成りました・・・。
もし「第4ウェーブだったらここ通れたのになぁ悔しい・・・!」という思いと「ああもう登らなくていいんだ・・・もう終わりにしていいんだ・・・」という束の間の喜びとが鬩ぎあう中表彰式の行われる都民の森に到着。
今回完走出来なかった人は男子だけで300人中80人ほどいたらしくもれなくそのうちの一人となってしまいました。タイムももちろん出ません。でも来年に向けてのいい目標は出来ました。
考えていた・・・ずっと考えていたんだ・・・。
ゴールできなかったレースに意味はあるのかな、タイムの出なかったレースは、はじめから出なかったものと同じなんじゃないかって・・・。
意味はある、あったんだよ・・・ここに・・・!
そんな感じで来年のHINOHARA完走に向けて体いちから鍛え直そうと思います。
あと絶対来年は、車で来よう、そう思った・・・。