Bianchi Lupoに施してきた改造のおはなし-その3(シクロクロスレース編&ランドナー編)
今回のネタでLupoカスタマイズ編も終わりです。やっとこれを語る時が来たか!!という感じです。
<シクロクロスレース編>
今年の2月11日、お台場で開催されたシクロクロスレースに出場してきました。
詳細なレポはそのうち書きますがその大会に出るために施したカスタマイズについてです。
一言で言って「余計なもの全部取って、タイヤをシクロクロスレース用のものに変えました。」
それだけです。
出発が早朝だっため前と後ろにライトついてますがレース前に外しました。
ボトルケージ、サドルバッグ、iPhoneマウントやライトを外し納車した当時の状態に近い感じになっていました。
タイヤは凹凸の多い太めのブロックタイヤの32c、メーカーは忘れましたがとりあえず見た目はMTBが履いてるタイヤに近いです。
本当なら補助ブレーキ(フラットバー部分についてる予備ブレーキレバー)も取ろうかなと思ったのですがとりあえずそこはそのままにしておきました。
(実際のレースでもつけっぱなしの方はちらほらおりました。)
追加じゃなく削減のカスタマイズなので予想以上に書くことがありませんでした。
以上オシマイ!
<ランドナー編>
きっかけは、いつだったか単館上映の映画「僕たちのバイシクル・ロード」なる映画を観たときでした。
大学卒業した男2人が900日をかけて7大陸を自転車で走破するというそれ以上でも以下でもない完全なドキュメンタリー映画。
「えーどんな映画なのーー気になるーーー!」っていう人はがんばってどうにかして観てください。DVD出てるので。
観たあとについったーで感想ポストしたら本当に本人から「観てくれてありがとう」的なリプライが飛んできたんですよね・・・、いかにも翻訳サイト使って訳した感じのが。いやーあれはうれしかった・・・ていうか暇してんのかなあの人ら・・・。
まぁともかくこれを観たときから「うぉぉぉぉぉぉぉ自分もルポを改造してツーリング行きてぇぇぇぇ!」と思っていました。
しかし長期休暇なんてそうそう取れないのでそれも夢のまた夢と諦めてもいました。
しかし!
来たる今年の黄金週間、4月28日から5月6日まで、間にある平日2日を休みにすれば見事9連休!(うちの会社は土日祝日休みの一般的なとこ)
こんな長い休暇滅多にないチャンスだ!!行くしかない!!そう心に決めてツーリング計画を練りました。
ツーリングレポはそのうち書くとして今回はその旅のキモとなる自転車について書きます。
まずランドナーというのは何かというとツーリング用の自転車のことです。
ほぼ絶滅しかけていて現在メーカーから出ているランドナーなんて本当に片手で数えられる程度の種類しかありません。
必要なものは何かというとまず第一にパニアバッグと呼ばれるキャリアの両脇に装着できるツーリング用のバッグ、そして肝心のそれを装着する用のリアキャリアでした。
下にランドナー仕様にしたときにやってきたカスタマイズについて書いていきます。
■タイヤ
4月半ば時点でしたが未だに2月のシクロ仕様のタイヤだったためランドナーにする際、初期についていた32Cの太いタイヤに戻しました。
理由は以下
- 凹凸の多いオフロード用のタイヤはオンロードになるとグリップ力が下がるため
- 25cの細いタイヤでなく32cの太いタイヤなのはリアキャリアに重い荷物を載せるため
- 細いと空気がすぐ抜けてしまうし何より段差にも弱く転びやすい
- 長距離を走るため耐久力がいる
結局現在もタイヤは初期タイヤをつけています。ぐるっと一周してしまいました。
なんだかんだでいろんな太さと種類のタイヤが揃っておる我が家・・・。
■トップチューブバッグ:pochitt
サイクルベースあさひオリジナルブランドの低価格で買いやすいトップチューブバッグをツーリング前に買いました。
なぜこれが必要だったかというと走行中常にiPhoneでナビを表示させておくためバッテリーが不安でした。
そこで走行しながら携帯バッテリーでiPhoneを充電すべくハンドル付近になんらかのバッグが必要だったためです。
[使用感]
これがまた便利で使いやすい。開閉はマジックテープ式でいろんな小物が入るよっ!\バリバリ!/って感じで。
ツーリング時はバッテリーのほかに補給食とか入れて走ってました。
ツーリングから帰ってきてからも普通に走るときに重宝してます。ルポでもInfinitoでも使えるのはえらい。
■リアキャリア:tubes Disco
ルポを買ったときは全然気にもしていませんでしたがよくみるとルポにははじめからダボ穴(リアキャリアを取り付ける用のネジ穴)がついていました。「やったー普通にリアキャリアがつけれるぞーーー」と喜んでいたのも束の間、調べていたらこのルポのクイックリリース上に付いているダボ穴、耐久性がないに等しくリアキャリアなど絶対に取り付けてはいけませんということが書かれたサイトを見つけてしまいました。負荷をかけると穴ごとフレームから取れると。
ショックを受けていましたが同じサイトでルポでもつけられるリアキャリアも紹介されており「ありがたやありがたや・・・これで旅に行けますですじゃ・・・」と通販で購入。
(話書いててなんかうまい商売にひっかけられてるみたいになってるけどね、違うからね、重いの乗っけるとマジに外れるらしいんだよ。だってあれ後からおまけ程度に溶接でくっつけただけだもんどう見ても!cv.杉田)
装着の仕方は専用のクイックリリース(タイヤに通すシャフトみたいなやつ)にリアキャリアの穴を通して固定する感じで耐荷重は25kgまで。
下はよしとして上の固定は仕方ないのでフレームのリアブレーキ近くについていたダボ穴を利用し無事装着できました。
(下ほど負荷はかからんから大丈夫だろうという感じで・・・実際大丈夫でした。)
単品で写真撮ったらあまりにも地味だったので下の方に装着した写真載っけときます。
■パニアバッグ:オルトリーブ製のやつ
パニアバッグはオルトリーブ一択でした。完全防水でこのバッグ持って川の中入っても中には水一滴入らないくらい優れもの。(らしい)
バッグの継ぎ目は縫うのではなく溶接してくっつけてるとかなんとか・・・。実際雨の中走っても全く中の荷物は濡れてませんでした。
容量もたくさん詰め込めて、使わないときはかなり小さくたたんでおける、汚れも付きにくい、キャリアへの脱着がとても簡単・・・オルトリーブ万歳です。
以上のもろもろアイテムを装着した感じがこちら↓
後ろの子はツーリングに行く気満々のばにちゃ。当然置いていきました。
以上でルポカスタマイズ話は終わりです。長かった・・・!9000文字くらい書いた・・・。
自分は自転車に乗るのと同じくらい自転車いじりが好きみたいでその点についていえばルポは本当いじりがいがあって楽しい自転車です。
来週はInfinitoのカスタマイズ話でもしていこうかなーって思います。