2012ジャパンカップサイクルロードレース観戦してきました。
来たる10/21、生まれてはじめて宇都宮で開催されたジャパンカップサイクルロードレースを観に行ってきました!
朝からレンタカーでハイウェイをかっとばし森林公園のところの駐車場はいっぱいだろうと思ったのでろまんちっく村の駐車場の方に9時半頃到着。
そこから嫁ともどもCarrymeに乗り森林公園へ15分くらい走る。
ほんと目立つ目立つ・・・まわりたくさんのロードレーサーやクロスバイクに交じって超小経車ですからね、高速道路をゴーカートで走ってるようなレベルです・・・。
普通にコース上の鶴CCの坂道登らされてめちゃめちゃ汗だくになりつつも無事森林公園に到着。
見渡す限りの自転車畑のような駐輪場にCyarrymeを停めてスタート地点へ。
まずはJスポのところで弱虫ペダルのチャリティーサコッシュ買うぞー!と思い見に行ってみたら既に整理券配布終了してました・・・ショック・・・!
しかしブース前に原作者の渡辺航先生発見!すごい普通に居た・・・なんて遭遇率の高いプロ漫画家・・・。
しばし見てたらファンの人たちにサインしたり握手したり写真撮ったり突発サイン会が行われだして(ペダル舞台のときもコンビニの前でやってたし) ほんとサービス精神旺盛なお方です・・・。
そんなこんなで自分もお願いしてキャラ描いてもらってサインももらいました。
たとえサイン色紙持ってなくてもサインを描いてもらえるんだ、そう、
iPhoneならね。白くてよかったiPhone4。
念願の荒北さん描いてもらったよーーーーほんとうれしいあたいこれ宝モノにする!!
先生もこれブログ載せたいっつって写真撮ってましたからね。見事にブログにも載せてもらえてありがたい。さすがにiPhoneに描いたのははじめてだそうです。
握手してサコッシュ買えなかったからサイクルモードにも会いに行きますねーと伝え改めてジャパンカップ観戦へ(しょっぱなから脱線しすぎ)
はじめてでどう観戦すればいいのかぶっちゃけわからずとりあえず山岳賞地点まで歩きつつ観戦することに。
選手が横を通り過ぎていきますが速過ぎるのとメットとアイウェアのせいでぶっちゃけ誰が誰だかわからないという事案が発生・・・。まぁそもそも有名な選手しか知らないという。
先頭集団と後続のプロトンがけっこう離れてるなーって感じで観てました。
↑先頭集団 後続集団↓
生で観るプロトンヒルクライムはかなり壮観でした。
選手が通り過ぎたら先に進んで、来たら写真撮ってを繰り返していたらKOMポイントに到着。
ゲート回り人でいっぱい。
そしてちょうど6週目の山岳賞のキマる瞬間をゴールのとこで観れました。
山岳賞争いのスプリント熱かった!登りだってこと忘れる。
その後は坂をくだりスタート地点まで戻り最後の観戦場所を探したり。
平地だと坂と違って目の前をすんごい速さで選手達が走り過ぎていくので迫力がやばい・・・もう一瞬で過ぎ去る・・・。
ラスト一周はコースが短縮になり自分はというとりんご園前あたりで観戦してました。
時刻は14時頃、ここまでくるとゴールを狙う勢いがすごい。
↑前から2番目走ってるのが優勝したイヴァン・バッソ選手。
(速すぎて観てた当時はどれが誰かわかってなかったのは内緒だ。)
プロの下ハン持ちスプリントほんとかっこよかった・・・!
そんな感じで初ジャパンカップ観戦終了。来年もまた来たい、それこそ土曜のクリテあたりから観戦したいです。
東京ヒルクライムHINOHARAステージに出場してきました!
もう先週の話になりますが9月9日、ついに第2回東京ヒルクライムレースHINOHARAステージが開催されました。
なんとかギリギリで仕事の休みをもぎとり無事参戦しましたが聞くも涙語るも涙のレースレポがこちらになります。
いつものように前日から移動開始。
そしてこれまたいつものように道中タカジさんと合流しこの日は武蔵五日市駅まで電車に揺られそこからロードにまたがり受付のある役場まで10km程走り受付を済ませました。
途中にあったコンビニ。薪が売ってるセブンはじめてみた・・・。
こちら受付の役場。まわり山しかない。
参加賞としてTシャツとじゃがいもとコースターをもらったんですがなによりじゃがいもが重い・・・これからスタート地点まで行って試走しようというのに重い・・・何よりよかれと思ってたくさん詰めてくれてるその優しさが重い・・・!
(ちなみにはかったら760gありました。日曜の夕飯にジャーマンポテトやジャガバタにして食べたらえらいうまかったですごちそうさまです)
パンパンになったリュックを背負いいざスタート地点まで走りました。
だいたい武蔵五日市駅から17kmちょい。だけど道がけっこう坂になってて荷物背負ってると地味にきつい。
スタート地点。交差点ど真ん中。遠くにタカジさんがおりますね。
さて明日どっからここまで来ようかーなどと相談しつつとりあえずコースを走りに。
リュック背負ってるので登りがきつい。ただはじめのほういくらか下り坂があるのがせめてもの救い。
ひとまず 5kmほど様子見で走り今日はこの辺にして明日に備えようという感じでまた20km以上来た道を駅まで戻り輪行で八王子まで行きその夜はビジネスホテルに一泊。
~そしてレース当日~
話し合いの末、 武蔵五日市まで輪行で行くと始発が遅いためかなりスタート時間ぎりぎりになるので結局ホテルからスタート地点まで自走することになりました。
およそ30km弱、アップダウン満載です。
レース直前のスタート地点の様子。ぶっちゃけ1時間もはやく到着してしまい暇を持て余す。
この日は同日開催でプレ国体のロードレースもあり大規模な交通規制やら自衛隊による回収車や救助車両やらもういろいろすごかった・・・。
しばらくうとうとしていたらあっという間にレース開始。
第1ウェーブのスタートから8分後。ようやく自分のスタートする最終ウェーブのスタート時間になりました。
スタート地点からいきなり斜度10%くらいの激坂なのでダンシングで一気に登ります。 しかしそこで悲劇は起きました。
なんと足にまったく力が入らない!!!
※心象風景
どうも朝から30km以上アップダウンの多い道を飛ばしてきてそのあとレース開始まで1時間休憩をとったのが原因で足に乳酸が溜まりまくっていました。体が・・・なまりすぎていたんだ・・・!!
本来ヒルクライムはちょうどゴールで足の疲労がMAXになるようにうまく調整しながら走るのが基本なのですがこの日はスタートして1kmも走らないうちに疲労がMAXといった状態になっていました。
「こ、これはやばい・・・完走無理過ぎる・・・」
絶え間なく続く坂に心は既に折れまくっていました。ぶっちゃけヤビツ行ったところで絶対完走できないようなコンディションだなってのが頭ではなく心で理解できました。
ただコースとしてのロケーションはもう最高で、
晴天の中、汗をだらだらかきながら力の入らない足を必死にまわして登りました。
「普段の自分ならこんな緩やかな坂なんともないのになーーー!!」と心の中で歯噛みしつつ鈍亀ペースで登って行きました。
しかしそんな無茶も長くは続かずスタートしてから10kmほどの地点で足をつき、一度ついてしまったらあとはもうぐだぐだのありさま・・・。
気がついたら12km地点関門の制限時間を2分ほどオーバーして閉められDNFと相成りました・・・。
もし「第4ウェーブだったらここ通れたのになぁ悔しい・・・!」という思いと「ああもう登らなくていいんだ・・・もう終わりにしていいんだ・・・」という束の間の喜びとが鬩ぎあう中表彰式の行われる都民の森に到着。
今回完走出来なかった人は男子だけで300人中80人ほどいたらしくもれなくそのうちの一人となってしまいました。タイムももちろん出ません。でも来年に向けてのいい目標は出来ました。
考えていた・・・ずっと考えていたんだ・・・。
ゴールできなかったレースに意味はあるのかな、タイムの出なかったレースは、はじめから出なかったものと同じなんじゃないかって・・・。
意味はある、あったんだよ・・・ここに・・・!
そんな感じで来年のHINOHARA完走に向けて体いちから鍛え直そうと思います。
あと絶対来年は、車で来よう、そう思った・・・。
東京ヒルクライムNARIKIステージに出場してきました!
なんだか更新がずいぶん久しぶりになってしまいました。
毎日仕事と土日出勤で全然自転車に乗れない生活が続いておりヒルクライムの練習どころか1ヶ月以上も全く自転車に乗れないままレース当日をむかえてしまいました。
そんなこんなで山あり谷なし社畜的初めてのヒルクライムレースレポです。
まず大会前日のおはなしから。
奇跡的に土日2日間休みが取れたので今回も前の大会同様タカジさんと共に実際にレースの試走に行ってきました。
今回のコースは約10km、標高差537mほどといった感じで数か月前「なんだーヤビツより距離短いし標高も低いし余裕だなー」とか思って申し込んでしまったエフ青年のガラスのように繊細なハートは今回の試走により熱せられた飴細工のようにたやすくへしゃげ折れることとなるのでした。(モノローグ調)
ざっとコースの説明をすると最初の6~7kmほどは緩やかな登りで残りは激坂、以上。
かなり極端なコースで、というか後半がほんとに坂しかない峠でヤビツのように傾斜のある坂とゆるやかな坂が交互に現われる感じの峠がいかに走りやすいかが身に染みてわかりました。
宿泊予定のビジネスホテルに荷物を預けチャリを組み立てだいたい8kmほど走りレースのスタート地点に到着。
スタート地点。すでに大会の幕がかかってました。
スタート地点が公民館だか図書館だかで出発しましてしばらくは民家の前の道路を走りました。
レース中は当然の如く写真なんか撮ってる余裕なんてないので試走のうちに途中休み休み写真撮りながら試走してきました。
途中にあった魔晄炉のような何か(廃墟?)
だいたいこの辺まではよかったのですがここから少しいったあたりから急に山の中に入っていき車一台通れるかどうかみたいな道路を走ることになりました。(ちゃんと舗装はされてます)
時刻がちょうど14時~15時頃だったので山の中と言えど気温と日差しが手強い・・・激坂前ですでに汗だくです。
[自転車が練習してます 残り3.5km]と書かれた看板があったあたりから急に傾斜があがりきつい坂がはじまりました・・・。
当然のように休み休み登るのが精いっぱい・・・この頃にはもう直感がこう告げていました・・・「ああこれ明日完走無理だわ・・・」と。
写真から自転車で登るのがどれほどきついかおわかりいただけるだろうか・・・これでもちょっとマシな斜度だったりする・・・。
結局この日はゴールまで辿りつけず・・・何しろ1ヶ月以上のブランクが予想以上にでかくいきなり身体酷使し過ぎでつらかったです・・・。
そして峠を下りビジネスホテルまで戻り一泊・・・。 はやく寝るつもりがワ○ピースのナミ編を結局最後まで観てしまったり横になってもベッドが予想以上に固くて寝づらかったり部屋がめちゃめちゃタバコくさかったりでなかなか寝付けず結局脳がずっと覚醒したような状態で目覚ましが鳴るよりもはやく起き出し出発の準備となったわけでありました。
~そして初参加のヒルクライムレース当日~
タカジさんと共に荷物を背負い前日確認したスタート地点の公民館へ。 受付を済ませジャージにゼッケンをつけロードに計測器を取り付けさらに荷物を預けて準備万端。
iPhoneはハンドルのとこのマウントに装着したままにしておきました。方向音痴でコースがわからないとかそういうことではなく 常にGPSでレースのコースと現在位置を表示させておくと残り何kmなのかこの先どっちにカーブしているのかなどが一目でわかるので実はあるのとないのとじゃけっこう違いますのよ。標高も数メートル間隔でわかるし。
そして時間になりあっさりとした開会式とレース説明が終わりスタート地点に集合。
たくさんの選手がひしめきあう光景はなかなかに壮観です。天気も晴れまくりでもう少し曇れといいたいくらい。
そして自分はというと・・・
寝不足で眠かった・・・というか寝てた・・・。
いや違いますエフ選手はレース前に集中力をアゲてたんです!!(写真はタカジさんがいつのまにか撮影してくれてました)
ジャージはペダルの総北スプリンタージャージです、これから山登るのに。
まぁ勝負服のつもりで買ったやつだからこういうときに着ないとね・・・総北の看板背負う以上無様な戦いは見せられない!
そして興奮と緊張の中スタート時間に。
自分は第2ウェーブだったので第1ウェーブの方々の2分後にスタート!
この2分おきに100人くらいまとめてスタート時間をわけるのはよくできたシステムだなーって思います。 ちんたら走ってると2分後にスタートした選手に抜かれるという。 というか最初のゆるやかな区間でじゃかじゃか抜かれましたからね第3ウェーブのトップ集団の方々に・・・。
はじめのゆるやか区間ではまず自分と同じくらいの速さの人を探しました。前のほうに知り合い同士で参加してるあんちゃん二人組がいたのでその方達の後ろについて走りました。
横にもおっちゃんがいるし自分の後ろにもけっこうずらっと人が続いて走ってるしでああ集団で走るというのはこういうことかと興奮しつつ傾斜もそんなにないので普通のロードレースさながら走れてすごくよかったです。わくわくしました。
そして緩やかなのぼりが終わり例の坂がはじまり集団もばらけだしました。
自分も昨日走ってるのである程度覚悟を決めもくもくと坂をのぼりはじめます。
(試走の時に撮ったやつですが雰囲気作りで載せとこう)
休むことが許されない坂が延々と続いて心が折れそうになります・・・。 いつものようにダンシングとシッティングを織り交ぜながら登りましたが休めるところがないのがほんときっつい。
全身汗だく。息も絶え絶えで登っていたところ激坂の途中前方にずいぶん最初のうちに先行されて見えなくなっていたタカジさんを発見。
「せ、せめて・・・せめて追いつきたい・・・」
そんな無謀な想いでアタックかけて追いついて・・・そのまま追い抜いて・・・数百メートル進んだところで足をつきました・・・無念。
花京院・・・アヴドゥル・・・イギー・・・足着かずに完走だめだったよ・・・。
シッティングでゆっくり走ってても足を着きそうになるしダンシングして足を休めつつ登っても息があがって足着きそうになるしでもう完全に詰み入ってましたね・・・。
そんなこんなで残りおよそ1.5kmを残して無残にも足をついてしまったエフ青年、息があがりきっていてしばらく一歩も動けません・・・。
ひとしきりぜぇはぁぜぇはぁぜぇはぁぜぇはぁぜぇはぁしつつ水分を補給した後よたよたと500mほど押して登りました。 というか少しでも平地になってるところで自転車に乗りたくて探し求めていたらそれくらいは登ってました。
途中地元の方(?)による太鼓の鼓舞というか応援がドンガドンガ轟いてましたがこちとら自転車押して登ってる身でいやはやなんとも惨めな気分で「うっうっ俺にもっと登坂能力があれば・・・!!」と悔やみつつ登りました。来年は・・・来年こそは絶対最後まで足つかないで登りきってやるぞチクショーー・・・!!
ドンガドンガしてくださってるところからちょっと登ったところでようやくすこし斜度がゆるやかめになってるところを見つけたのでなんとか再び自転車にまたがり残すところ1km弱の坂を最後の小宇宙を燃やし尽くす勢いで登り始めました。
息はなんとか若干落ち着いていましたが足の疲労はたまりにたまっていたのでもう限界頂点な状態で死に物狂いでもがきつつペダルを漕ぎました・・・。
すると途中で最初引いてくれてたあんちゃん2人組みの1人がいたので(もう1人はいなかったので先にいってしまったんだなと思いつつ)なんとか追い抜き、さらにゴールまで残り100m程度の地点(もうゴールのゲートが見えてるラストの直線)で最初の5kmくらいずっと横走ってたおっちゃんのジャージを見つけたのでもうこっちも全力のダンシングでスプリントクライム・・・!!
うおおおおおおおおおお!!っと心の中で叫びつつももう体にかなり限界きててダンシングしててもあんまり速度出てないわけですが・・・相対的にまわりみんなひぃひぃ言ってる状態でゆっくりなのでそのままなんとか抜いて無事にゴール・・・!!
花京院・・・アヴドゥル・・・イギー・・・終わったよ・・・!!
はじめに一緒に走ってた同じくらいの実力の方々を最後のほうで抜けたのが本当によかったです・・・!
こうして初めてのヒルクライムレースは幕を閉じました。
順位とかタイムとか言っちゃうと身元特定されちゃうのであれなんですがまぁ楽しかったのでよし!!いい経験になりました。
次は来週のHINOHARAステージに出てきます。2週間後にもう次のレースとか期間短い・・・!!仕事休めるといいな・・・!!
4泊5日琵琶湖への旅~最終日:長浜-彦根編~
ツーリング最終日のレポです。4日目の記事はこちら。
起きて窓の外を見てみると予想通り、そして天気予報通り大雨+強風という最悪の天候でした。
もう一泊ホテルに泊まって様子を見て翌日行こうかとも検討しましたがそれでも天気は全く回復しそうにない感じだったので、 次の日(5/3)コミックシティ(薄い本の即売会的なアレ)も行きたかったというのもあり、これはもう雨の中琵琶湖走りに行くしかねぇと決意を固めました。
チェックアウトした後パニアバッグからレインポンチョを出して頭からずっぽり羽織り(とりあえず保険として用意しておいたのだがまさか本当に活用する羽目になるとは・・・)外の自転車のところへ。
自転車はホテルの駐車場の片隅にアースロックしていたのですがいざ自転車のところまで行ってみるとなんとレジャーシートが巻きつけてありました。 すぐ後ろからホテルの支配人さんぽい方が傘もささず駆けてきて「あまり意味なかったですねー」と、どうやら昨晩のうちにかけておいてくれたようで・・・。
高そうなスーツを雨でびしょびしょにしながらシートを回収していってくれて、いや、もう、ほんと、その心遣いだけで胸がいっぱいですから、すごい嬉しかったです。
天候は最悪だが人の優しさに触れほっこりしたところで嵐の中を出発。 もはや作ってきたルートなど全く意味がありません。というか雨でiPhoneをハンドル上のマウントにはめておけない。
路面がびっしょりなので速度は出せても20km/hくらいが限界で、今までの4日間は走ってて「ツーリング楽しいなーーあははーー」という心境でしたがこの日だけは「なぜにこんな雨の中つらい思いして自転車こがなけりゃならんのかと・・・!」というような心境でもう完全にどこぞの兵隊さんの強行軍の様を呈していました。
傘をさしているわけではないので視界も最悪、泥除けもついてないので走るだけで路面の水がまきあがり腰や背中やズボンの裾など泥だらけです。 ここまで嵐の中を走るのは初めてでした。
そんなこんなでちょっと走ったとこで辿りついたのが黒壁地区。
長浜といったら黒壁。すっごいレトロな感じで素敵でした。早朝だったのと嵐過ぎて全然人いませんでしたが・・・。
アーケードの中を奇抜な格好(レインポンチョで察してください)で自転車を押して歩き店の人から奇異の目を向けられつつも進んでいましたらなんと知った顔が・・・。
「あれーあの有名なケンシロウさんじゃないですかー。」
海洋堂フィギュアミュージアムに到着しました。
中も見たかったのですが自転車停めるところないしレインポンチョ着てるしで断念。もったいない・・・!
黒壁ガラス館も外で写真撮るだけ・・・。
と、ここまで来て、この日は最低でも新幹線に乗るために長浜から米原駅まで行く必要があり、もうそれなら近くのビワイチチェックポイントを最低限まわれそうなところを4か所まわって(何故か4か所まわるだけで認定書がもらえる)お昼にクラブハリエでごはんを食べてひこにゃんのお城を観て帰ろうという感じに。
さっそく近くの長浜港のチェックポイントで記録をとり琵琶湖を右回りに走りはじめました。琵琶湖の様子はこんな感じです・・・。
おわかりいただけるだろうか、走るような天気じゃないことが。
本当ならビワイチをするときは左回りに回ったほうが常に湖を左に見ながら走れるのでオススメなんですがこういう場合はどうしようもない・・・。
ひとまず琵琶湖沿いに南下してお昼は嫁が行きたいと行っていた"CLUB HARIE"に寄りました。
ここが噂のクラブハリエジュブリルタン。天気がよければテラス席で琵琶湖を望みながらごはんが食べれるらしいです。
お昼ごはん: トマトと近江牛のココットと焼きたてパンとアメリカーノコーヒー
もうツーリング最終日最後の食事なので贅沢の限りを尽くしました。
パンはおいしいわ肉は柔らかいわですごい幸せでした。大変美味でございました。
食事を済ませたあとは彦根城に向かいました。
彦根城前のお土産屋さんにずいぶんふてぶてしいひこにゃんが・・・。
肝心のお城はというと名古屋のお城と同じく入場料かかるし自転車停めておくとこもないし雨降っててレインポンチョだしと中に入るのは断念。外から写真撮ったのですが小さすぎてうまく撮れなかったので割愛。
そして米原駅まで走るのももう疲労と雨で参っていたので近くの彦根駅に向かいました。
到着して荷物から輪行袋を取り出しリアキャリアをばらし、自転車もばらし、袋に詰めました。
ついでにお土産屋さんにいたひこにゃんが買って欲しそうな目でこちらを見つめていたので買ってきました。
ひこにゃんとたたんで袋にいれた相棒。長旅お疲れさま。
そこからは自転車を担いで電車に乗り米原駅で新幹線に乗り換えあっという間に新横浜まで。4日間かけて進んできた道のりがわずか数時間足らずでリセットされるというのもなかなか諸行無常を噛みしめます・・・。
以上、長々と書いてきましたが4泊5日のツーリングレポはここでおしまいです。
来年のGWはしまなみ海道行ってみようかなーと今から画策しています・・・。
走行距離:20.8km
最大標高差:42m
あまりに最終日の走行距離が寂しいので5日間分合計してみました。
5日間合計走行距離:480.2km
おまけ
20kmくらいしか走ってないのにほんとにもらえました・・・。
はじめの方にも書きましたがいつかちゃんと一周する、ぞ・・・!
4泊5日琵琶湖への旅~4日目:東岡崎-長浜編~
ツーリング4日目レポです。3日目の記事はこちら。
実質自転車での移動としては最終日です。この日は愛知県東岡崎を出発し岐阜県に入り関ヶ原を突っ切り滋賀県の長浜まで行きました。ツーリングはじまって以来の3つの県をまたがる大移動です。
出発してすぐなにやら目立つ建物が見えてきたので寄ってみました。
東岡崎を出発して数分後、岡崎城とやらに到着。いい天気。
岡崎城わきにあった龍城神社。どうやらこの城は家康の生地らしい。
今日は名古屋を通るのでむしろそっちの城を見てくる気満々だったのですが朝っぱらからさっそく別の城を発見しまして、もしかしてこっちのほうけっこう城多いのかな?
それからしばらくすると八丁味噌通りというところに。
某NHKドラマのロケ地らしい。朝っぱら過ぎて誰もいないし何もやってませんでした。蔵はすごい和風でかっこよかった。
してここで問題が。ツーリングをはじめて3日間ずっと6kg超の荷物を自転車の後ろに積んで走り続けていたために後輪だけ空気が抜けてきてしまっておりどこかで早急に空気を入れなければならない感じになっていました。
そこでヒサヤさんにどこか近くに自転車屋さんはないか訪ね(文字通りランドナー仕様の自転車を自慢するために職場まで訪れるという)教えていただいたKATO CYCLEさんで空気入れを借りました。
おかげでタイヤの空気も補充でき助かりました。
そして名古屋に到着し、プランニングの段階からこの日のお昼はここで食べようと決めていた"矢場とん"本店に行きました。
お昼ごはん:わらじとんかつ定食
味噌のとソースのやつ半々で頼みましたが全部味噌でもよかったかも。
はじめて食べましたがすっごいうまかったです。ごはんが全然足らないのでおかわりしたいくらいでした。また行って食べたいです。(銀座あたりにもあるらしいので食べたくなったらそっち行けばいいのかな)
腹ごしらえもすんだところで名古屋城へ。
入場料払ったりするのもあれだったし自転車もあったので中には入らず。
外堀から名古屋城を観て一緒に写真を撮りました。
このとき生まれてはじめて生で名古屋城を見たのですが、城の屋根ってチェレステカラーだったんですね・・・。
名古屋をあとにし今度は北上します。一旦岐阜県に入ってそれから滋賀県へ向かうルートです。
すると途中にやたら目立つ城を発見したので寄ってみました。
清洲城というお城。そんなつもりはないのに城を見つけては寄ってを繰り返してるため城巡りツアーみたいになってきてる。
この日は無駄に風が強くてただ走るだけでかなり疲労してたのを覚えてます。向かい風でなく横風でしたがそれでも大変で・・・。
そして岐阜県入り。
と、ここであまりにもいろいろ寄り道していたせいで時間がなくなってきてしまい目的地までもう一気に突っ走ります。ほんとは関ヶ原あたりでいろいろ写真撮っておきたかったところもあったんですけどね・・・!
245mほどの高さの山を越えてどんどん暗くなっていくところで滋賀県に入りました。
関ヶ原越えたあたりで撮った唯一の写真。伊吹山という山らしい。
そして真っ暗になっていく狭い道を走り本日の目的地長浜に到着しました。琵琶湖のすぐそばです。
しかしここで残念なことに翌日の天気に雨マークが・・・出発前は曇りだったのでいけるだろうと思っていたのですが降水確率80%でもう凹みに凹んで明日どうするかーーと頭を抱えこの日は眠りにつきました。
絶望と嵐の最終日に続きます。
走行距離:115.9km
最大標高差:245m
4泊5日琵琶湖への旅~3日目:御前崎-東岡崎編~
ツーリング3日目レポです。2日目の記事はこちら。
この日は静岡県御前崎を出発し愛知県東岡崎まで行きました。
先に言っておきます・・・この5日間のツーリングの中で最も書くことがないと・・・。
実はこの日、5日間の中では比較的走る距離が短く、きつそうな登りもない日で(100km以上走るといっても)楽な一日でした。プランニングの段階では疲れがそろそろ溜まってくる頃なんじゃないかなーと思ってルート作成しましたが全然そんなことなかったです。
逆に連日の過酷な強行軍に体が慣れてきていてもうちょっといけるなーっと思えた日でもありました。走ってみないとわかりませんねこればっかりは・・・。
教訓:人の身体は3日目で環境に慣れてくるように出来ている。
天気は1日目2日目と違って若干曇り気味。
出発してからしばらくはコンビニ以外は何もないような道をひた走りました。
太田川です。(いかんロクな写真が無いぞ・・・!)
そこからしばらくいくと浜名湖に到着しました。
ここまで特に寄り道もせず気づいたら着いてたって感じです。
橋のところから遠くに謎の鳥居が見えたのでひとまず記念に近くまで行ってみることに。
弁天島海浜公園というとこらしい。
というわけで弁天島の鳥居です。
かなり釣りしてる人が多くて自転車めちゃめちゃ目立ってたような・・・。
そしてちょうどお昼時ということもあって近くにあった"魚あら"というお店で腹ごしらえをしていきました。
お昼ごはん:魚あらの活えび天丼
さっきまで水槽で泳いでたとれたての海老をてんぷらにした天丼、だそうです。
衣がさくさく、海老がぷりぷりしててすごいおいしかったです。そしてけっこうなボリューム。ごちそうさまでした。
お昼を食べ終わってそこからさらに西を目指します。
しばらく走ると、
ようやく長かった静岡県を後にし無事愛知県に入りました。
そしてこの日は浜名湖くらいしか観光するものがなくてすごい時間的余裕をもちながら宿に到着。なんともあっけない。
教訓2:寄り道(観光地)の少ないルートは意外と早く目的地に着く。
夕飯は愛知に住んでいる知り合いのヒサヤさんに東岡崎までお越しいただき3人で飲みに行きました。 旅先で知り合いに会って一緒にお食事できるっていうのは嬉しいものですね・・・。旅の醍醐味ってやつです。
まぁ世界の山ちゃんでミソ串カツとか手羽先食べただけなんですが味噌甘くてすごいおいしかったです。たくさん旅の話とか出来て楽しかった。
あとヒサヤさんに足をマッサージしてもらいすごく足楽になりましてその節は本当に感謝感謝です。
残すところ2日分、4日目のレポに続きます。
走行距離:110.5km
最大標高差:121m
4泊5日琵琶湖への旅~2日目:沼津-御前崎編~
ツーリング2日目レポです。1日目の記事はこちら。
この日は沼津を出発し静岡県最南端の御前崎まで行きました。まだまだ静岡県を出れません、さり気に長いよ静岡・・・。
朝食はホテルでセルフサービスをたんまりと。
体力つけておかないとバテてしまうので食えるだけ食いました。
その後チェックアウトして出発。1日目と違い下見も何もしていないので走る道、見るもの、全て新鮮でした。
沼津ちょっと出たとこあたりで撮った写真。港の近くなのでけっこう潮の香りがしました。
それからしばらくゆるやかな道をひたすらまっすぐ。このあたりは交通量が少なくてすごい走りやすかったです。
富士市の富士川あたり。のどか・・・。
そこからさらに南下し、駿河湾を左に見ながら富士由比バイパス脇のほそーい自転車専用道路を走りました。
写真に見えているのが駿河湾。すばらしいことに信号がないしずっと直線なのでめちゃめちゃ走りやすいアンド潮風が気持ちいい。ちなみに右側はバイパスを車が飛ばしていました。
実はこの富士由比バイパスは自転車は走れないようだったため当初の予定ではわき道を入って山の中を通っていくコースを予定していたのですがいざバイパス近くまでいってみたら自転車・歩行者専用の道があったのでこれはラッキーとそちらのコースに変更しました。おかげでずいぶん時間も距離も稼げましたし山登らずにすんで助かりました。
そしてさらに南下し国道1号線をひた走り無事静岡駅に到着。
さすがにけっこう都会でした。
本当はこのあたりで静岡おでんなど食べたかったのですがどこ調べても夕方からしかやってなくて断念。お昼は適当に入った中華料理屋ですませました。
そしてそこからさらに南下し目的地となる御前崎を目指します。
今回のツーリングで一番怖かったとこはどこかというとこの静岡~御前崎間にある焼津峠です。
自分写真撮ってなかったので嫁の写真より抜粋
どんな感じかというと常に左側は断崖絶壁、右側は山、車線が車の幅ぎりぎりでしかも峠です。標高だけだと100mくらいの小さい峠なんですが危険度だけは☆5つくらい。
こいでいけそうなところはこぎましたが傾斜のきついところは押して登ってました。後ろから車がきてるともうそれだけですみませんすみません生きててごめんなさいな気分になります・・・。
あと完全に海の上に道路があるようなとこもありました。非日常感が半端ない。
なんとか命からがらもう二度と通りたくないと思いつつも峠を越し、さらに南下を続け無事御前崎へ到着。
マリンパーク前。でかい船が目印。
そして御前崎といえば灯台が有名らしいので実際に行ってみることに。
御前崎ケープパーク。そこそこ広い。
灯台下暗し(?)ということで自転車をとめとりあえず灯台の下まで行ってみました。
灯台の迫力がけっこうすごい。さらに見渡す限りの水平線。
そして・・・
静岡県最南端の岬到着。
一度こういう写真撮ってみたかったんですよね・・・カワサキシティから自転車で辿り着いたよ・・・まぁまだツーリング2日目なんですけども・・・。
と、そんな感じで写真撮ったりしていたら時間を食ってしまってじわじわ暗くなっていく道を十数km走り、ホテルに到着したころにはあたり真っ暗になっておりました。
そして、コインランドリーで2日分の服を洗濯したり露店風呂で体を癒したり。 風呂はほんと生き返ります。命の洗濯です。
なんだか随分と走ってきましたがまだ全体の半分も来ていないという事実。
最近仕事が忙しくて更新遅めですが3日目に続きます。
走行距離:121.2km
最大標高差:173m